バンクーバー旅行でもう少し足を伸ばそうと考えたときに思い浮かぶのがビクトリアです。ガイドブックにもビクトリアが載っているので行ってみようと考えるのではないでしょうか。
ただ、初めてだとバンクーバーからビクトリアまでどうやって移動すればいいのかわからないと思います。私もそうでした。
今回のバンクーバー旅行で実際にバンクーバーからビクトリアに行ってみたので、どうやって行けばいいのかをまとめました。これからビクトリアに行こうと思っているのであれば参考にしてみてください。
個人的にビクトリアはお気に入りの場所になりました!
バンクーバーからビクトリアへの行き方と料金比較
バンクーバーからビクトリアへ行く方法は主に以下の方法があります。
料金の目安もわかるように表でまとめました。
行き方 | 所要時間 | 料金目安 |
---|---|---|
飛行機を使う | 30分(飛行機のみ) | skyscannerで検索 |
水上飛行機を使う | 35分(飛行機のみ) | 139CAD〜 |
フェリーとバスを乗り継ぐ | 4時間〜 | スカイトレイン:4.65CAD bridgeportからTsawwassenのバス:数ドル程度 フェリー:19.10CAD ビクトリアのバス:2.50CAD |
直通バスのプランを使う | 3〜4時間 | 68.18CAD〜 |
それぞれの移動方法にメリットやデメリットがありますので、このあとで紹介します。
飛行機を使う
ビクトリアにも空港があります。バンクーバー国際空港からビクトリア国際空港までのフライトを使って移動するやり方がありますよ。
ただ、バンクーバー国際空港までの移動とビクトリア国際空港からダウンタウンやブッチャートガーデンへの移動が発生するのと、空港での待ち時間を考えるとそこまでおすすめはできません。
フライト時間はかなり短いですが、他の方法よりもお金もかかりますし、最終目的地まで行くことを考えると意外と所要時間もかかります。
水上飛行機を使う

バンクーバーからビクトリアは水上飛行機でも移動できます。
バンクーバーのウォーターフロントからビクトリアのダウンタウンまで直通で行けるメリットがあり、トータルでの所要時間もかなり短くなります。ただ、料金は高め。
小さい飛行機なのでかなり揺れる可能性がありますが、アトラクションとして楽しめるのであればおすすめです。
通常の飛行機と比べて空港に行く手間がない分、観光を楽しむ時間を確保したいなら一番よい移動方法だと思います。
ツアーサイトのviatorでも水上飛行機のツアーがありますので、こちらを使うのもありです。
フェリーとバスを乗り継ぐ

バンクーバーからビクトリアまでの移動方法で最安になるのが、フェリーとバス・スカイトレインを乗り継いで行く方法です。
ダウンタウンのWaterfrontからビクトリアに向かう場合は、以下のルートになります。
- スカイトレインのWaterfront駅からbridgeport駅まで移動
- bridgeport駅の620のバスに乗って終点のフェリー乗り場Tsawwassenまで行く
- フェリーに乗る
- ビクトリアのフェリー乗り場Swartz Bayからダウンタウンまでバスで移動する
スカイトレインでまずはbridgeport駅まで移動します。
bridgeport駅を降りるとすぐにバス乗り場がありますので、620のバス停を探してください。多くのバス停があるので、番号の確認は忘れずに。
620のバスの本数は少ないため、あらかじめGoogleマップで時刻を調べておかないと待ち時間が長くなってしまいます。
620のバスに乗れたら、そのまま終点のTsawwassenまで乗りましょう。このバスの所要時間は30〜40分程度です。
フェリー乗り場に着いたあとは、ビクトリアのフェリー乗り場「Swartz Bay」までのチケットを券売機で買います。フェリーの予約は必要ありません。手順は以下の動画をチェックしてください。
▼実際に購入したフェリーチケットはこちらです。

フェリーの所要時間は1時間35分です。乗船する人が思いのほか多いので、予定時刻よりも出発が遅くなりがち。時刻表も確認しておきましょう。
ビクトリアのフェリー乗り場まで着いたら、またバスに乗り換えます。70番か72番のバスに乗るとダウンタウンまで行けます。ビクトリアのフェリー乗り場からダウンタウンまで1時間20分ほどかかります。70番のExpressだと50分程度です。
ビクトリアのバスに乗るときは、コンパスカードではなくUMOカードか現金になります。クレジットカードのタッチ決済は使えないため、UMOカードがないなら、現金を使いましょう。
UMOのアプリを入れておき、あらかじめチャージをしてバスに乗る方法もありますが、カナダでUMOアプリを入れることができませんでした。
最安での移動方法ではありますが、乗り換えが多くかなり疲れました。
早朝か遅い時間に移動しないと移動だけで1日使ってしまう可能性もあると思います。

直通バスのプランを使う
ルートはフェリーとバスを乗り継いだときと同じですが、バンクーバーのダウンタウンからビクトリアのダウンタウンまでバスに乗っているだけでたどり着けるのがメリットです。
バスでそのままフェリーに乗り込みます。
フェリー内では降りて自由に行動できます。
所要時間はほとんど変わらないですが、料金はフェリーとバスを乗り継ぐより2倍ほど高くなります。
乗り換えのことを考えなくて済むのが一番のメリットですね。自分で行き方を調べる手間をお金で買っているようなものです。

バンクーバーからビクトリアの日帰りはおすすめ?

今回私はバンクーバーからビクトリアまでフェリーとバスを乗り継いで移動しました。
フェリーやバスの時間をしっかり見て移動しても4時間はかかりますので、この移動方法で日帰りはおすすめしません。
もしバンクーバーからビクトリアを日帰りするのであれば、水上飛行機を使ってビクトリアでの滞在時間を長くするほうがいいですね。
それ以外の移動方法であれば、少なくとも1泊はしたほうがよりビクトリアを楽しめると思います。
ダウンタウン周辺の散歩も楽しいですし、ブッチャートガーデンに行ってアフタヌーンティーもじっくり楽しむなら1日は欲しいです。
私は実際にビクトリアに2泊しましたが、もう少しいてもいいかなと思えるほどでした。
ビクトリアを最低限楽しむなら1泊、より広く観光したいなら2泊以上が個人的にはおすすめです。ビクトリアのダウンタウンに行けばホテルも多いので予約には困らないと思います。
以下の宿泊予約サイトからビクトリアのホテルを探してみましょう。

▼ビクトリアで泊まったホテルのレビューはこちら。

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